ミステリー小説が好きすぎるオタク女が大大大好きな本3選

小説レビュー

こんにちは。たまに活字中毒を起こす女です。
活字中毒状態になりますと、とにかく本を読みたいという衝動を抑えられなくなる為、集中的に大量の本を読破します。
読むジャンルは主にミステリー。主に、と言いますか99%ミステリーです。
そんな中、心に強く焼き付いている、大好きなミステリー小説を3点ご紹介したいと思います。
ではスタート!

①暗いところで待ち合わせ (著)乙一


暗いところで待ち合わせ

視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった――。書き下ろし小説。

引用 amazon

あまりにも好きすぎて何度も読み返してる本です。
ミステリーとしても素晴らしいですが、人と人の繋がり、心が通じ合っていく過程などの描写が繊細で美しくて、主役の二人の幸せを心から祈ってしまいます。
突出してこのお話が好きですが、乙一先生のご本はどれも大好きです。

②双頭の悪魔 江神シリーズ (著)有栖川有栖


双頭の悪魔 江神シリーズ (創元推理文庫)

娘を連れ戻してほしいのです――山間の過疎地で孤立する芸術家のコミュニティ、木更村に入ったまま戻らないマリアを案じる有馬氏。要請に応えて英都大学推理小説研究会の面々は四国へ渡る。かたくなに干渉を拒む木更村住民の態度に業を煮やし、大雨を衝いて潜入を決行。接触に成功して目的を半ば達成したかに思えた矢先、架橋が落ちて木更村は陸の孤島と化す。芸術家たちと共に進退きわまった江神・マリア、夏森村に足止めされたアリスたち――双方が殺人事件に巻き込まれ、川の両側で真相究明が始まる。読者への挑戦が三度添えられた、犯人当て(フーダニット)の限界に挑む大作。妙なる本格ミステリの香気、有栖川有栖の真髄ここにあり。

引用 amazon

学生アリスシリーズの3作目。
元々学生アリスシリーズの、青春が入り混じる本格ミステリーが大好きなのですが、特にこのお話はトリックが芸術的。
読み終わって感嘆の溜息を零しました。
ところでアリスとマリアはいつ恋人になりますか?

③星降り山荘の殺人 (著)倉知淳


新装版 星降り山荘の殺人 (講談社文庫)

雪に閉ざされた山荘。そこは当然、交通が遮断され、電気も電話も通じていない世界。集まるのはUFO研究家など一癖も二癖もある人物達。突如、発生する殺人事件。そして、「スターウォッチャー」星園詩郎の華麗なる推理。あくまでもフェアに、真正面から「本格」に挑んだ本作、読者は犯人を指摘する事が出来るか。

引用 amazon

そ、そうきたかー!?と思わず叫んだ一冊。
想像し得なかった展開に唖然としながら読了しました。
ミステリーとして、大どんでん返しのある驚きの小説としても素晴らしい作品ですが、私は主人公とヒロインのやり取りも大好きです。
主人公の地の文から、ヒロインのことがとても好きだということが滲み出ているんですよね。
ある意味ロマンスとしても好きな小説です。

まとめ

以上、ミステリー小説が好きすぎるオタク女が大大大好きな本3選でした。
ミステリー小説って、本当に素晴らしいものですよね…驚きの展開や、深く練られたトリック、目をむくようなどんでん返し。
他にも大好きな本はたくさんあるのですが、今回は絞りに絞りました!
皆様も是非、素晴らしきミステリー小説の世界へ飛び込んでみてください。

先生方、素晴らしいお話をこの世に生み出してくださって本当にありがとうございます。

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